お知らせ

2023年1月5日

水道管が凍結したときの対処法と予防策

本格的な冬の到来で、朝晩の冷えも厳しくなってきました。
翌朝起きて水を出そうとしたら、水道管が凍結していて水が出ないという経験ありませんか。
まずは、凍結してしまったときのやっては行けない事と正しい対処法をお伝えしていきます。

 

凍結時にやってはいけないこと

 

NG①熱湯をかける

まずは、「熱湯をかけるのはNG」です!
熱湯を直接凍結している所にかけてしまうと水道管が熱膨張して破損する恐れがあるので気をつけましょう!

 

NG②蛇口を無理にひねらない

そして、蛇口を無理やりひねらない。
蛇口を無理やりひねってしまうと内部のパッキンが破損してしまい、水が止まらなくなってしまうことがありますので気をつけましょう。

 

 

正しい対処方法

水道管や蛇口にタオルを巻きつけた後に、40度〜50度程度のぬるまゆをかけて暖めます。
ちなみに、普段からタオルを巻いて保温しておけばむき出しの水道管より凍結しづらくなります。


凍結で水道管が破損したら
水道の元栓を締めて、地域の水道の専門業者に連絡をしましょう。

 

凍結破損はなぜ起こるのか?

水道管の中の水はマイナス4℃くらいになって凍ってくるとされています。
水が凍結して氷になると、体積が増加します。
体積が増加すると、増えた体積の逃げ場がなくなり密閉された水道管や水栓柱、蛇口の中の圧力が高くなり破損してしまうことがあります。
実は、熱湯をかけて破損するというよりこの膨張ですでに破損しており熱湯で溶けたことで破損箇所から水が漏れたり吹き出してるというのが流れです。

 

 

凍結破損の予防策4選

①水を出しておく

前の日の晩に、蛇口を開けて水を出し続けることで凍結を防止することができます。
お箸1本分の細さでOKです。

 

②ハンドル部分を不凍コマへ取り替える

不凍コマとは、蛇口を締めている状態のまま周囲の温度が下がると、
温度を感知して自動的に水を排水して凍結を防止してくれるものです。
取付はわりと簡単に取り替えができるため、ご自身でも可能です。


取替方法については動画をご覧ください。

 

 

③ヒーターテープを設置する

ヒーターテープとは、電気を使った保温できるテープのこと。
水道管に巻いておくことで水道管を暖めて凍結を防ぎます。
但し、こちらの設置は一般的には専門業者が行うことが多いです。

 

④低温作動弁

低音作動弁は、凍結の危険のある温度になると外気温度を感知、少量吐水して凍結を予防するものです。
この部品の取付は、専門的な技術が必要ですので必ず水道の専門業者へご依頼ください。

 

 

まとめ

これまでご紹介してきた、4種類の対策についてまとめてみました。
難易度が低くすぐできる対策としては水を出しておくことですが、

屋外にある水道でハンドル付きのものには「不凍コマ」を、
ハンドルが無い場合は「低温作動弁」に取り替えるのがおすすめです。

また水道管が露出しているものには「ヒーターテープ」が効果的です。
但し、基本的にはヒーターテープや低温作動弁は専門業者へご依頼下さい。

 

 

動画の完全版はこちらからご覧いただけます。

 

 

凍結以外の水まわりのお困りごとはこちらまで

株式会社 大日
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